お薬は、体の中できちんと効果が表れるようにさまざまな工夫がしてあります。
例えば、効果を長時間持続させるために徐々に溶けるように作られているものや、胃酸で溶けず腸で溶けるように作られているものなどがあります。そのようなお薬を砕いたりカプセルをとったりしてしまうと、効果が表れなかった り、強く出すぎることがあり、思わぬ副作用をおこしてしまうこともあります。
また、苦みや匂いが強く出て、かえって飲みにくくなるものもあります。飲みにくいからといって、自己判断で錠剤を砕いたり、カプセルをとってしまうのは危険です。