どうすれば在宅医療を受診できますか?

医療機関への通院が困難になった方やご自宅での療養を希望される方であれば基本的にどなたでも受診可能です。 まずはお電話、メールでお気軽にご連絡ください。 ご連絡は患者様、介護者の方、ケアマネージャーさん他、どなたからのご連絡でもかまいません。 担当医が初診で訪問する前に、スタッフがご自宅等にお伺いして在宅医療のご説明や保険証類のご確認、患者様の現在の状況や、それまでのご病気のことなどをお尋ねいたします。 患者様が入院中の場合は病院へお伺いしてご相談をお受けいたします。その時に初診の日時をお決めして、後日担当医がお伺いいたします。初診時には患者様、介護者様の方とご相談のうえ、診療方針を決定します。

薬が大きくて飲みづらいのですが、錠剤を小さく砕いたり、 カプセルをはずして中の粉だけ飲んでも良いですか?

お薬は、体の中できちんと効果が表れるようにさまざまな工夫がしてあります。 例えば、効果を長時間持続させるために徐々に溶けるように作られているものや、胃酸で溶けず腸で溶けるように作られているものなどがあります。そのようなお薬を砕いたりカプセルをとったりしてしまうと、効果が表れなかった り、強く出すぎることがあり、思わぬ副作用をおこしてしまうこともあります。 また、苦みや匂いが強く出て、かえって飲みにくくなるものもあります。飲みにくいからといって、自己判断で錠剤を砕いたり、カプセルをとってしまうのは危険です。

「食間」は、いつ薬を飲めばよいのですか?

「食間」とは、食事の最中ではなく、食事と食事の間の時間のことを言います。 前の食事をして2時間くらい経った時間のことです。 「食前」は、食事前30分程度、「食後」は、食事をして30分後を目安とします。 ほとんどの薬は飲み忘れ防止や胃に負担をかけないため、「食後」服用としていることが多いのです。

病院との連携はありますか?

福岡保健企画では、毎月合同で病院薬剤師と勉強会を重ねています。 さまざまな病院から医師を講師に招いて、専門的な学習会も開いています。 また、2年目以降に在宅業務に携わる際に、バイタルチェック研修を行います。 看護師による講義後、病棟にて実施練習をさせていただいています。

在宅業務には、いつ行けますか?

福岡保健企画では、入社後2年目以降に在宅業務に携わるようになります。 患者様ご本人・ご家族や他医療機関との連携をとり在宅業務を行っていきます。 チーム医療が実感できると思います。

異動はありますか?

福岡保健企画では、初めの配属先はセンター薬局である、ちどり薬局(福岡市博多区千代)となります。 その後、3年目以降に福岡市内・郊外の薬局に異動となる可能性があります。なお、福岡県以外の異動はありません。 また、1年目でも助勤として、ちどり薬局以外の薬局へ行くこともあります。

入社して求められることは?

実は、新入社員の多くは、入社して半年後も勉強不足と感じているようです。 初期の配属先であるちどり薬局は、学習できる環境がとても優れていますので、勉強に取り組んでください。 もう一つは、コミュニケーション能力の必要性も痛感するでしょう。 患者様に服薬していただくための工夫や説明は、患者様によって合わせる必要があります。 患者様の服薬状況をお伺いしたり、信頼を深めていくためにも、コミュニケーション能力を高めていくことがとても必要となります。

職場の雰囲気は、どんな感じですか?

福岡保健企画に入社すると、初めの配属先は、ちどり薬局となります。 スタッフは40名で、その内薬剤師は20名程度となります。 入職2年目の先輩から薬剤師、若いお母さん薬剤師、薬剤師歴30年以上のベテラン薬剤師まで、さまざま先輩が質問や相談にのってくれます。 自社のことで、言うのもおこがましいのですが、新入社員のみんなは、「この職場でよかった!」と言っています。 職場の雰囲気については、「新人薬剤師の声」もご覧ください。

入社後、学ぶ環境はありますか?

はい、あります。 福岡保健企画には、入社後に優れた学習環境が整っています。 一例ですが、以下のような勉強会・学習の場があります。 ●医薬品などのメーカー学習会が、定期的に開催されます。 ●新薬について課題を持ち、学習していきます。 ●症例検討会で、疾病についても学んでいきます。 ●薬剤師会主催のさまざまな研修会にて、自己学習も深めていきます。 漠然と普段業務を進めていくのではなく、さまざまな勉強会や学習の場を通じて、進化・進歩する薬剤師として活動しています。

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